17日の日経平均株価は、今日も売り買いが交錯する中最後は買いがやや勝って、前日比15円92銭高の1万4615円04銭と小幅ながら4日続伸し、高値引け。終値での1万4600円台は5月24日以来。指数寄与度の高いファーストリテ、ソフトバンクの上昇がプラス作用したほか、株価指数先物にもまとまった買い物が入り、上げ基調に転じた。東証1部の出来高は32億2382万株。売買代金は2兆3547億円。騰落銘柄数は値上がり928銘柄、値下がり680銘柄、変わらず144銘柄。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、日中は米金融政策の行方を見極めたいとして模様眺めムードが広がったが、終盤にドルに買い戻しが入ったようだ。午後5時現在は1ドル=99円68~70銭と前日比09銭のドル高・円安だった。始まりは、米量的緩和の縮小方針に関する思惑からドル安が進み、99円10銭台で始まった。午前中はポジション調整のドル買いが優勢となり、99円50銭台まで上昇。その後は伸び悩み、99円30銭台まで値を下げた。午後に入ってからドル円はこう着状態となったようだ。ドル買いが続かない一方で積極的に売り進める向きもなく、レンジ圏で方向感に乏しい取引が続いた。終盤になって再びポジション調整の買いが入り、99円70銭台に乗せた。市場の焦点は、17、18両日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の半年次報告での議会証言で、証言は従来と変わらず穏健な緩和縮小を示すものになるだろうが、市場が大きく材料視する可能性があると警戒されているようだ。
今日のトヨタはドルがこう着状態だったことから大きくは値を伸ばさなかったが手堅く値を上げた。三菱重工は変化なし、コマツはこれも小幅な上昇だった。
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