11日の日経平均株価は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて円が1ドル=98円台に上昇したことから、大きく下落、その後、日銀が景気判断を引き上げたことやアジア株式市場の大幅上昇を受けて買い戻しが強まり、大引けまで堅調に推移し、前日比55円98銭高の1万4472円58銭と反発。日銀は金融政策決定会合で、金融政策は現状維持とし、景気判断を「緩やかに回復しつつあるに引き上げた。東証1部の出来高は27億8023万株。売買代金は2兆2305億円。騰落銘柄数は値上がり754銘柄、値下がり825銘柄、変わらず136銘柄。
 
 
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入って下げ渋った後、欧州勢を中心に買い戻しが優勢となり、1ドル99円台を回復している。午後5時現在は99円28~30銭と前日比ではなお1円17銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは、前日に公表されたFOMC議事要旨やバーナンキFRB議長発言を受け、9月の量的緩和縮小観測が後退する中、東京市場でドル円は98円台前半まで急落した。その後99円台に持ち直したが、正午前に伝えられた日銀の金融政策の現状維持が売り材料視され、98円台前半まで再び落ち込む場面があった。後半は、反発に転じた日経平均株価を眺めて98円台後半で下げ渋ると、終盤は99円台に上昇した。市場関係者は、バーナンキショックで午前は不安定だったが、午後は落ち着きつつある。急激なドル安の動きを過剰反応とみた欧州勢が巻き戻しをかけていると言う。
 
 
今日のトヨタはドル安が嫌気されたようで小幅ながら値を落として引けている。三菱重工は大きく値を上げて引けているが、コマツは何とかプラス圏を維持する程度だった。今日の模様はそれぞれまちまちの出来だった。
 
 
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