28日の日経平均株価は、ドルが値を伸ばし円安が進行したことや決算期のドレッシング買いなどで前日比463円77銭高の1万3677円32銭。今年3番目の上げ幅となり、大幅続伸した。終値での1万3600円台は、5月31日(1万3774円54銭)以来、4週ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は31億9097万株。売買代金は2兆6078億円。騰落銘柄数は値上がり1602銘柄、値下がり82銘柄、変わらず28銘柄。
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価上昇を受けて続伸した。午後もさらに値を伸ばし、一時1ドル99円台まで値を上げた。99円台は東京市場で6日以来、海外市場を含む電子取引システム(EBS)で11日以来。午後5時現在は98円81~84銭と前日比66銭のドル高・円安だった。始まりは世界的な株高や米量的緩和の縮小をめぐる不安感の後退を受けてドル高が進み、98円50銭前後で始まった。その後は売買が交錯した後、外貨建て投資信託の設定が集中するとの観測から98円90銭台まで値を上げた。後半も日経平均株価が一時前日比500円高まで上昇、株高を眺めて海外投機筋などからドル買いが入ったとして、ドル円も堅調となった。終盤は上昇基調が一服し、98円70銭前後まで下げる場面も見られた。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに手堅く値を上げて引けている。ドル高円安傾向とアジア株の安定が好感されたようだ。
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