陸海空3自衛隊は17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州で行っている米軍との離島奪還訓練で、実際の島を敵に奪われた離島に見立て、陸自隊員が上陸する作戦を報道関係者に公開した。
米本土での同様の訓練には、これまで陸自が単独で参加してきた。尖閣諸島をめぐって対立している中国を念頭に規模を拡大し、今回は海自護衛艦や輸送艦も投入され、初めて自衛隊の統合部隊として訓練した。
この日の訓練では、カリフォルニア州サンディエゴ沖合のサンクレメンテ島に、陸自の隊員がヘリコプターで上陸したり、海上自衛隊のホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)で車両を運び込んだりした。14日(日本時間15日)には、海自護衛艦にオスプレイが発着艦する訓練を行った。
こうした奪回作戦も一つ一つ手順を踏んで訓練していかないとうまく進行しないのだろう。なかなか厄介なことだが今の日本にとって必要な訓練なので手順をしっかりと学んできてほしいところだ。これがどこを想定などとこだわる必要はない。日本の領土で離島は山ほどある。備えあれば憂いなしではないが、あらゆる脅威に備えることが抑止力となるのだから。
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