14日の日経平均株価は、円の下げ渋りから上げ幅を縮小したが、サイド円が弱含むと値を戻して前日比241円14銭高の1万2686円52銭と4日ぶりに反発。今日算出された日経平均先物・オプション6月物のSQ(特別清算指数)確定値1万2668円04銭を上回った。引けにかけては週末要因に加え、円強含み推移とともに株価指数先物売りを交えて上げ幅を急速に縮小した。東証1部の出来高は37億6851万株。売買代金は3兆3155億円。騰落銘柄数は値上がり960銘柄、値下がり635銘柄、変わらず121銘柄。
 
 
 
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、ドルが一旦値を下げたものの、夕方にかけ上昇に転じた。日中は株価に連動して荒い値動きだった。午後5時現在は1ドル95円10~12銭と前日比90銭のドル高・円安だった。始まりは5月の米小売売上高などの改善や米株式上昇を受けてドルの買い戻しが強まり、95円50銭台で始まった。中盤は反発して始まった日経平均株価の上値が重いことが嫌気され、94円40銭台まで下落。政府が閣議決定した成長戦略に対する失望感もドル売りの材料となった。後半は押し目買いで95円40銭前後まで戻り歩調となったが、株価が上げ幅を縮小するとドル円も下落基調となったものの、終盤は95円10銭前後まで値を上げている。市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)を18、19両日に控えて米量的緩和に対する思惑が交錯している。金利面から考えれば、緩和継続はドル売り材料という。また、乱高下が続いたため「相当数の投資家が撤退している。材料に乏しいにもかかわらず値動きが激しいのは、流動性の低下が原因との指摘もあった。
 
 
今日のトヨタは値動きなしで引けている。為替が落ち着かないとどうもいけないようだ。三菱重工は小幅ながら値を上げて引けている。一時期よりも200円も値を下げているのは株の魔性だろうか。コマツは小幅に値を落として引けている。
 
 
日本ブログ村へ(↓)