13日の日経平均株価は、円高が急速に進み株価も急落して、前日比843円94銭安の1万2445円38銭と大幅安に3日続落。下げ幅は今年2番目の大きさとなった。日銀が異次元緩和を発表した4月4日終値1万2634円54銭を割り込み、緩和発表前の同3日終値1万2362円20銭以来の安値水準となった。東証1部の出来高は32億6458万株。売買代金は2兆6935億円。騰落銘柄数は値上がり90銘柄、値下がり1603銘柄、変わらず23銘柄。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、株価の急落を嫌気して売りが強まり、1ドル94円台前半へと大幅に続落した。午後5時現在、94円20~24銭と前日比2円60銭の大幅ドル安・円高だった。始まりは海外市場でドル売りが優勢となったことから、95円台前半で取引された。その後は日経平均株価の下げとともにドル円も下げ足が速まり、午前10時すぎに95円を割り込んだ。後半は一時下げ止まったが、平均株価が800円強も下げたことで93円台後半に落ち込んだあと、ドルがやや戻す展開となった。市場では異次元緩和以降に積み上がったドル円のロングが段階的に売り崩され、過剰な下げに陥っているといい、ドル安の進行に行き過ぎ感も浮上している。ただ、米出口政策の不透明感や一部新興国の動揺などでドル買い・円売りを入れにくい状況にあるようで、内外資本市場が安定化するまでドル円は下値不安が強い状況が続くようだ。
今日はトヨタは大幅安で引けている。ドルが下げるのには滅法弱いようだ。三菱重工もコマツも大幅な値下がりだが、この下落ではどうしようもないだろう。
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