米カリフォルニア州で7、8の両日行われた米中首脳会談で中国の習近平国家主席は沖縄県・尖閣諸島や南シナ海問題に言及、日本など関係国を念頭に「責任ある態度で挑発を停止し、対話を通じ適切に問題を解決する軌道へ早期に戻ることを望む」との立場を表明した。随行した楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)国務委員が、8日の会談終了後、記者会見で明らかにした。
 
習氏は尖閣・南シナ海問題について原則的な立場を表明。「国家の主権と領土保全を断固として守る」と強調するとともに、対話を通じ問題を処理・解決するとの従来の主張を繰り返した。また、中国側は台湾問題に関し、米国による台湾への武器売却停止を求めた。
 
両首脳は計約8時間にわたる会談で「新型大国関係」の中身についても協議。楊氏は、習氏が会談で説明した「新型大国関係」の内容として「衝突や対立ではなく、対話を通じ矛盾や摩擦を適切に処理する」「各自の社会制度や発展路線を尊重するとともに(譲れない主権・領土問題を指す)核心的利益や重大な関心事項を相互に尊重する」「相互利益の関係構築」を挙げた。
 
北朝鮮問題では習氏は朝鮮半島の非核化を堅持する立場を確認。楊氏は「原則的な立場と全体的な目標で米中は一致している。できるだけ早く対話を再開するのが急務だ」と語った。 
 
 
ずい分とご都合主義なことばかり並べているが、挑発はどちらがしているのか。尖閣もスプラトリー諸島も台湾もすべて自分のものだから手も口も出すなと言うことか。みんな自分のものだから手を出すなと言うのは超覇権主義だろう。全くご都合主義の自分勝手な国だ。
 
 
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