4日の日経平均株価は、円高が一服して先物にも買いが入り投資家の買う気が高まったのか、前日比271円94銭高の1万3533円76銭と反発。戻り歩調に転じた前場の地合いを引き継ぐ形で買いが先行した。引けにかけ、戻り売りに伸び悩んだが、1万3500円台を維持した。東証1部の出来高は51億2473万株。売買代金は3兆5613億円。騰落銘柄数は値上がり1194銘柄、値下がり451銘柄、変わらず72銘柄。
 
 
4日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気の回復期待後退を受けてドル売りが先行し、一時1ドル99円台前半まで下落したが、午後にかけて株価の反発を眺めた買い戻しが優勢となり、100円台を回復した。午後5時現在は100円28~30銭と前日比08銭のドル高・円安。始まりは、5月のISM製造業景況指数が3年11カ月ぶりの低水準となり、ドル安が進み、99円70銭台で始まった。中盤はドル売り圧力が強まり、99円30銭台まで下落。しかし、株価が戻すと連動してドル円もドル買い戻しが優勢となった。後半も堅調な地合いが継続、日経平均がプラス圏で終わると上げ幅を拡大させ、午後3時すぎには100円台を回復した。終盤もドルは堅調で100円30銭台まで値を上げている。
当面は100円前後で売買が交錯するのではないかというのが大方の見方のようだ。
 
 
 
今日はトヨタはしっかりと戻したが、三菱重工とドル高の影響にはやや外れているコマツは小幅な伸びに止まったようだ。株価は1万4千円を巡る攻防だろうか。
 
 
 
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