3日の日経平均株価は、為替の円高傾向に投資家が弱気を出したのか、前週末比512円72銭安の1万3261円82銭と大幅反落して安値引けで取引を終了。後場はジリ安の展開となり、終値ベースでは4月18日以来の1万3200円台となった。東証1部の出来高は40億9044万株で、売買代金は3兆286億円。騰落銘柄数は値上がり107銘柄、値下がり1585銘柄、変わらず25銘柄。
 
 
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、内外市場の株安が嫌気されて下落した。午後も軟調に推移している。午後5時現在は1ドル100円20~22銭と前週末比41銭のドル安・円高。始まりは、米欧株の下落を受けてドル安が進み、100円50銭前後で始まった。中盤は輸入企業のドル買いで強含んだが、5月の中国非製造業PMIや4月の豪小売売上高が低調だったことから午前中はドルが伸び悩んだ。後半は日経平均株価が下げ幅を拡大させたことに加え、アジア株も全般的に軟調となったことからドル円も売り圧力が強まった。終盤は100円20銭前後でもみ合っているようだ。全般に100円近辺では輸入企業の円売りが出ていることや、海外投機筋も中長期的な円安ビューは変えていないとして、ドル円は底堅いとみられている。ただ、週末発表の5月の米雇用統計までは動きにくいという見方がある一方、このまま株安が続けば100円割れを試すとの見方もあるともいう。
 
 
 
これだけ株価が落ち込むと個別銘柄も全滅だろう。トヨタはやはり為替の影響が強いようで大きく値を落としている。三菱重工もよろしくなく、コマツだけがやや小幅な下落に止まっているようだ。
 
 
 
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