中国中央テレビ(CCTV)の番組「東方時空」によると、中国人民解放軍の戚建国副総参謀長が2日、シンガポールで開催された第12回アジア安全保障会議で、釣魚島(尖閣諸島の中国名)問題について、「棚上げ」の意向を改めて強調した。
戚参謀長は、釣魚島(尖閣諸島)問題について、引き続き「棚上げ」という原則を堅持する意向を示した。「これは疑う余地もないこと。東シナ海や南シナ海における問題は、すぐに解決できるというものではない」と指摘。
その上で、「関係各国は戦略的な“我慢”が必要。この問題を次世代に委ねるべきだ。彼らがさらに高度な智慧で解決するに違いない」と述べた。
力を背景に強引な主張を繰り返しても自分に都合の良い風は吹かないことを理解したのだろうか。経済も足元が危うくなってきたようだし、少しばかり自嘲した方が良いと思うのだろうか。そんな国ではないことも確かだが、何となく足元が危ういのは分かるのだろう。ただ、先送りしても良い知恵が出るとは思えないが、・・・。
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