自民党の国防部会・安全保障調査会合同会議は30日、敵基地攻撃能力保持の検討などを盛り込んだ提言をまとめた。政府が新たに策定する「防衛計画の大綱」の中間報告に反映させたい考え。

提言では、ミサイル攻撃などを受ける前に、自衛のため、相手国の基地を攻撃する敵基地攻撃能力について、「ミサイルの脅威に対する抑止力を強化する観点から、わが国独自の打撃力の保持について検討を開始し、速やかに結論を得る」と明記した。

また、中国による沖縄・尖閣諸島への領海侵犯が相次いでいることなどを受け、新型輸送機・オスプレイなどを備えた水陸両用部隊の新設を提言。自衛隊に「海兵隊的機能」を持たせることで、離島防衛の強化を打ち出した。

政府は来月、新たな「防衛計画の大綱」の中間報告をまとめる予定で、自民党としては、今回の提言の内容を反映させたい考え。
 
 
当然と言えば当然のことだが、長距離ミサイルを装備してヘリなどの輸送手段を増強ずれば何とかなるだろう。後は予算をどこにシフトさせるかという問題だろうが、社会保障を減らせば票が伸びないし、選挙という関門が付きまとうのでこれがなかなか難しいのかもしれない。どうなっていくのか成り行きを見守ろう。
 
 
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