15日の日経平均株価は、一度は利益確定に押された株価も根強い買いに支えられて値を伸ばし、前日比337円61銭高の1万5096円03銭と大幅反発。終値での1万5000円大台乗せは07年12月28日以来、約5年4カ月ぶり。東証1部の出来高は57億5284万株。売買代金は4兆4701億円。騰落銘柄数は値上がり635銘柄、値下がり1011銘柄、変わらず65銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、米景気の回復期待からドル高が進み、ドルが上昇した。欧州勢参入後はユーロ安・ドル高になびいて対円で一段高となった。午後5時現在は1ドル102円35~43銭と前日比98銭のドル高・円安だった。始まりは、米株価の上昇を受けて約4年7カ月ぶりのドル高水準が後押しとなって102円20銭前後で始まった。中盤は、企業の為替売買が集中する五・十日とあって活発な取引が続いたが、下値では実需の売りも出て午前中は上値重く推移した。後半は、ドイツやフランスのGDPが低調だったことから、ユーロを売ってドルを買う動きが広がり、ドルは対円でも一時102円60銭前後まで上昇、約4年7カ月ぶりの高値を更新した。日米金利差の縮小観測から一時的にドル売り・円買いに傾きやすい地合いになっているとの見方があるが、米国の景況感次第では、103円をうかがう可能性もあるともいう。
トヨタはドル高の恩恵で大幅な値上がり、三菱重工は地道にしっかり、コマツはそこそこ良い調子の値上がりだったようだ。
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