13日の日経平均株価は、景気良く上昇したがドル円のこう着から上値を押さえられて、前週末比174円67銭高の1万4782円21銭と続伸した。後場に一時241円47銭高の1万4849円01銭まで買われ年初来高値を更新した。東証1部の出来高は53億85万株と今年最高となり、売買代金は4兆1272億円と4月5日以来となる4兆円台乗せとなった。騰落銘柄数は値上がり945銘柄、値下がり682銘柄、変わらず86銘柄。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、前週末の先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で表立った円安批判が出なかったことからドルが上昇した。朝方には2008年10月21日以来約4年7カ月ぶりに1ドル102円台を付けたが、午後にかけては利益確定売りに伸び悩んだ。午後5時現在は101円62~62銭と前週末(午後5時、101円36~37銭)比26銭のドル高・円安だった。始まりは、G7で円安が容認されたとの見方から102円台まで上昇したが、その後は買いは一巡し、仲値にかけて101円90銭前後でもみ合った。後半は、中国の主要経済指標がやや低調な結果となったため、クロス円が下落。ドル円も日経平均株価の上げ幅縮小や金利高を眺めて売り戻された。甘利明経済財政担当相が記者団に過度の円高も円安も経済にマイナスだと語ったことから、円安に警戒感を示したものとして材料視されたとの見方もあった。終盤は、101円60銭前後で売買が交錯している。
ドル高が好感されてトヨタの株価上昇は止まらないようだ。三菱重工は地道にしっかり、コマツはそれなりに大きく値を上げて引けている。
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