9日の日経平均株価は、円が強含むとともに中国株の下落も足を引っ張って、前日比94円21銭安の1万4191円48銭と3日ぶりに反落した。このところ上げ過ぎの利益確定もあるのだろう。押し目買いに下げ渋る場面もみられたが、株価指数先物主導の売りに安値引けとなった。東証1部の出来高は38億2268万株。売買代金は3兆1800億円。騰落銘柄数は値上がり483銘柄、値下がり1148銘柄、変わらず80銘柄。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料難で手控えムードが広がる中、小動きとなった。午後5時現在は1ドル98円82~84銭と前日比01銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは、手掛かり材料に乏しく狭い範囲の値動きにとどまって、98円90銭前後で始まった。中盤はドルが軟調に推移。後半は日経平均株価が下落に転じると、ドル円もやや下げ足を速め、98円70銭前後まで値を下げた。終盤にはややドルが強含み、98円80銭前後で推移している。市場では週内は目立ったイベントがなく、取引を傾けにくいとの声が多いようだ。また、市場予想を上回った4月の米雇用統計に続き、米国の景気回復スピードが加速するのかどうかに注目しているという指摘もあり、一段のドル買いには米国の景況感改善が不可欠とみられている。
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともにそれなりに値を下げて引けている。このところ、値を上げ過ぎと言うこともあるのだろう。利益確定も出やすい環境だろう。
日本ブログ村へ(↓)