2日の日経平均株価は、円高傾向や連休明けを見越した手じまい売りなどに押されて、前日比105円31銭安の1万3694円04銭と4日続落。現地2日のECB(欧州中央銀行)理事会の結果発表や現地3日の米4月雇用統計の発表など重要イベントが控えていることなどで様子見が多いようだ。東証1部の出来高は27億3675万株と4月1日以来の30億株割れ。売買代金は2兆1791億円。出来高、売買代金ともに4月4日の日銀金融緩和発表以降では最低となった。騰落銘柄数は値上がり728銘柄、値下がり869銘柄、変わらず113銘柄。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済指標の悪化を背景にドルが小幅安となった。欧州勢参入後は欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、様子見ムードが強い展開となっている。午後5時現在は1ドル97円22~27銭と前日比22銭のドル安・円高。始まりは、4月のADP全米雇用報告や同月のISM製造業景況指数が低調だったことから、ドル安が進み、97円10銭台で始まった。中盤でやや盛り返し、97円40銭前後まで上昇したが、その辺で頭打ちとなったようだ。後半は日経平均株価が下げ幅を拡大させると、ドルもじり安歩調、しかし、97円近辺では底堅く、終盤は97円20銭前後で推移している。参加者も少なく、3日発表の4月の米雇用統計までは動きづらいということだろうか。
今日はトヨタが凹んでいる。やはり自動車などの輸出主力はドルがしっかりしないとだめなようだ。三菱重工は小幅な下落、コマツはどうしたことか大きく値を落としている。
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