中国外務省は28日までに、同省の華春瑩報道官が尖閣諸島(沖縄県石垣市)について「中国の領土主権に関わる問題だ。当然、中国の核心的利益に属する」と明言した26日の定例記者会見の内容を、あいまいな表現に改ざんして公式サイト上に掲載した。

 
サイト上では「中国国務院(政府)新聞弁公室が2011年9月に発表した『中国の平和発展』白書は、中国は断固として国家主権、国家の安全、領土の保全などの国家の核心的利益を守ると明確に示している」とした上で、同諸島をめぐる問題は「中国の領土主権に関わる」と述べるに留めている。

 
形式上、発言を修正した形だが、文脈からは同諸島が「核心的利益」に属するとも取れる。中国政府内の見解を曲げることなく、日本側の反発に備えるために、あいまいな表現を用いたとみられる。同省はしばしば、都合の悪い会見内容をサイトに掲載しないことがある。
 
 
 
最近はやや陰りが見えたとは言っても日本もその気になればそれ相応の軍事力を整備する能力はあるのだから中国もそうそう良い気になってはいられないだろう。それに技術力と言えば未だ相当の隔たりがある。中国経済も日本抜きには考えられない部分も多いことだろう。「なめるなよ」とそう言ってやりたいところだが、・・・。
 
 
 
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