24日の日経平均株価は、為替の落ち着きやアジア株高などの好地合いで先物に大口の買いが入って、前日比313円81銭高の1万3843円46銭と大幅反発し、高値引け。終値での1万3800円台は08年6月26日(1万3822円32銭)以来、4年10カ月ぶり。東証1部の出来高は45億9730万株。売買代金は3兆574億円。騰落銘柄数は値上がり1390銘柄、値下がり258銘柄、変わらず65銘柄。
24日の東京外国為替市場のドル円相場は、内外の株高を受けてドルが上昇した。ただ、1ドル99円台後半では売り圧力が強く、欧州勢参入後は伸び悩んでいるようだ。午後5時現在は99円50~50銭と前日比87銭のドル高・円安だった。始まりは、欧州の株高や2月の米住宅価格指数の改善などでドル高が進み、99円60銭台で始まった。中盤は、売買が交錯、豪ドルの下落でクロス円の売りになびいてドル円も99円10銭台まで値を下げた。後半は日経平均株価の上昇を眺めてじり高歩調、終盤は一時99円70銭近辺まで値を戻したものの、上値が重い展開が続いているようだ。これ以上のドル高には材料が必要とみられており、欧米市場の動向が注視されている。また、100円手前の水準では、輸出企業に加えて海外勢の売りポジションが厚いとの見方も多いようだ。
今日はトヨタ、三菱重工ともに元気が良い。ドルがやはり輸出企業には追い風のようだ。コマツもアジア株高でしっかりと値を上げて引けている。
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