23日の日経平均株価は、ドル安傾向に利益確定売りが入り、前日比38円72銭安の1万3529円65銭と3営業日ぶりに反落。途中押し目買いが下げ足を止める場面もあったが、後半以降は、再び利益確定売りに傾き、上値の重い展開となった。東証1部の出来高は43億4844万株。売買代金は2兆7123億円。騰落銘柄数は値上がり937銘柄、値下がり660銘柄、変わらず116銘柄。
23日の東京外国為替市場のドル円相場は、米中の景気減速懸念や生保の外債積み増し観測が後退したことを受けてドルが下落した。午後5時現在は1ドル98円63~67銭と前日比1円06銭のドル安・円高だった。始まりは前日の米中古住宅販売悪化からドルが売られ、99円台前半で始まったが、午前中に弱い内容の中国製造業PMIが発表されるとさらに弱含んだ。
また、22日明らかになった日本生命の運用方針を受けて生保各社の外債投資に対する姿勢が慎重と受け取られたことから、海外勢を中心にドル売り・円買いが強まり、99円を割ってからは下げ足が速まったようだ。市場では中長期的には100円を目指す流れは変わらないが、現時点では材料不足とみられ、26日に日銀が発表する「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」が注目されているようだ。
今日はドルが下げてトヨタはやはり値を下げている。三菱重工とコマツは小幅な下落だが、これは利益確定売りに押し込まれたということだろうか。
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