15日の日経平均株価は、円高傾向や中国の景気減速が重しになって前週末比209円48銭安の1万3275円66銭と続落。TOPIXも同14.58ポイント安の1133.99ポイントで9日ぶりに反落した。引け間際に、先物に大口売りが出て、下げ幅を拡大して取引を終了した。ただ、日銀が4月さくらリポートを発表し、全9地域の景気情勢が前回の1月から上方修正されたことを好感し、下げ幅を縮小する場面もみられた。東証1部の出来高は42億3014万株、売買代金は3兆786億円。騰落銘柄数は値上がり471銘柄、値下がり1163銘柄、変わらず76銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の円安けん制を受けて下落し、一時今月5日以来10日ぶりに1ドル97円台を付けた。午後は押し目買いで下げ渋ったようだ。午後5時現在は98円15~16銭と前週末比1円14銭のドル安・円高だった。始まりは、米財務省が年次為替報告で日本の円安誘導をけん制したことでドル安が急激に進んで、98円40銭台で始まった。中盤は、輸出企業のドル買いで98円70銭前後まで上昇したが、1~3月期の中国国内総生産(GDP)が7.7%に減速したと発表されると、下落に転じた。午後に入って97円50銭台まで下げた後は買い戻しが入り、終盤は98円20銭前後でもみ合っている。
今日はいけない、トヨタ、三菱重工、コマツともにしっかりと値を下げているが、まあ、こんなこともあるだろう。一時は100万以上凹んでいた株価が、あっという間に100万の利益を出してきた。この辺りが株式相場の魔力なのだろう。
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