12日の日経平均株価は、利益確定と先物への売りで、前日比64円02銭安の1万3485円14銭と3日ぶりに反落。いったん下げた後は下げ渋りの流れとなり、先物に買い戻しの動きも見られたが、1万3500円台には届かなかった。あまりの高値にやはり警戒心が出るようだ。東証1部の出来高は45億6544万株。売買代金は3兆6596億円。騰落銘柄数は値上がり588銘柄、値下がり1020銘柄、変わらず105銘柄。
12日の東京外国為替市場のドル円相場は、週末を控えた利益確定売りが優勢となり、ドル円は8営業日ぶりに反落した。午後5時現在は1ドル99円29~29銭と前日比33銭のドル安・円高だった。始まりは日銀の金融緩和や米株高を材料に99円95銭までドル高が進んだが、中盤は週末の手じまい売りで99円40銭前後まで下落した。その後、売り一巡後は買い戻される場面も見られたようだ。後半は、黒田東彦日銀総裁が講演で物価2%達成への自信を改めて強調したが、市場は反応薄。終盤は欧州市場の株安を背景とするユーロ下落に連れ安となり、99円20銭台まで値を下げたようだ。オプション絡みのドル売りや輸出企業の円買いで上値が押さえられていると言い、100円到達にはやや時間がかかるとみられている。
今日のトヨタは小幅ながら値を上げて引けている。三菱重工は大きく上げ過ぎたのか利益確定に押されたようで大きく値を下げて引けている。コマツもやや値を落としているようだ。
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