9日の日経平均株価は、さすがに急激な上昇のためか利益確定に押されて、前日比24銭安の1万3192円35銭と小幅ながら5日ぶりに反落だった。前週3日以降、連騰し急ピッチな上昇を演じてきたことで、目先的な過熱感や高値警戒感が指摘された。東証1部の出来高は47億89万株。売買代金は3兆4779億円。騰落銘柄数は値上がり658銘柄、値下がり959銘柄、変わらず96銘柄。
9日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外市場の流れを引き継いで高値圏で始まったものの、その後は利食い売りなどに伸び悩む展開となった。午後5時現在は1ドル98円94~96銭と前日比10銭のドル高・円安だった。始まりは、日銀が8日に新たな量的緩和に基づく国債買い入れを通知したことを材料にドル高が進み、99円39銭前後で始まったが、中盤にかけてドル買いは一服、後半は利益確定売りに徐々に値を下げ、終盤には一時98円70銭台まで弱含んだようだ。市場では100円を突破するのは時間の問題というが、ドル円で100円、ユーロ円で130円の節目を突破できなかったため、目先は利益確定売りが殺到する可能性があるともいう。この辺りは心理的なものなのでふたを開けてみないと分からないだろうが、・・・。
三菱重工は絶好調のようだ。今日も大きく値を伸ばしている。コマツもしっかりとした値動きだが、トヨタだけがやや下げて引けているのはここ数日の上げ幅が大きすぎたせいだろうか。
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