3日の日経平均株価は、市場が物色範囲を広げるとともに先物への大口の買いが入って、前日比358円77銭高の1万2362円20銭と3日ぶりに大幅反発。高値引けとなり、3月29日以来、3日ぶりに1万2300円台を回復した。下落を一時的と見て買いに走ったのだろう。明日の日銀金融政策決定会合への期待感が高まり、前日に大幅続落した反動から、自律反発の動きが強まったとの指摘もあった。中でもファーストリテは引け値ベースで日経平均を174円押し上げた効果が大きい。東証1部の出来高は31億6623万株。売買代金は2兆3393億円。騰落銘柄数は値上がり1470銘柄、値下がり195銘柄、変わらず48銘柄。
3日の東京外国為替市場のドル円相場は、海外経済指標の改善や株高などでドルが上昇したが、午後は欧州勢参入で売りが優勢となり、伸び悩んだ。午後5時現在は1ドル93円42~43銭と前日比57銭のドル高・円安だった。始まりは2月の米製造業受注の好転を受けてドル高が進み、93円30銭台で始まった。中盤にかけては日経平均株価の堅調を映して93円70銭近くまで上昇したが、後半はユーロ圏の株式市場の軟調を眺めて一時93円30銭前後まで値を下げた。市場では、日銀が4日に発表する金融政策が注目されているようだ。国債買い入れオペが月間5兆円を上回ればポジティブサプライズだという。
今日はドルが上げるとさすがに強いトヨタが大きく値を上げている。三菱重工もしっかりと値を上げているがコマツだけが値を下げて引けている。このところコマツは元気がないようだ。
日本ブログ村へ(↓)