2日の日経平均株価は、主要通貨に対する円の上昇で、前日比131円59銭安の1万2003円43銭と続落。終値では辛うじて1万2000円大台で踏みとどまったが、昨年11月15日以来、ほぼ4カ月半ぶりに25日移動平均線を割り込んだ。円の伸び悩みとともに買い戻しや押し目買いに支えられ下げ渋りの流れとなったが、引けにかけては再び売り物がちとなり、下げ幅を広げた。東証1部の出来高は37億7054万株。売買代金は2兆5100億円。騰落銘柄数は値上がり467銘柄、値下がり1188銘柄、変わらず58銘柄。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、米経済統計の悪化を受けて3月6日以来約1カ月ぶりに1ドル92円台まで下落した。午後に入って売りは一服したものの、ドルは伸び悩む展開が続いている。午後5時現在は92円85~97銭と前日比57銭のドル安・円高だった。始まりは3月の米ISM製造業景況指数が市場予想を下回ってドル安が進み、93円20銭前後で始まった。その後、93円を割り込んだ後は中盤はもみ合いが続いた。黒田日銀総裁らが衆院予算委員会で大胆な金融緩和の必要性を強調したが、目新しい内容はなく材料視する向きは少なかった。後半は調整売りが膨らむ中、ストップロスを巻き込みながら92円60銭前後まで下落。売り一巡後も日経平均株価の下落を眺めて上値が重く、終盤も92円80銭台で推移しているようだ。
ドルが下げるといけないトヨタ、今日も大きく値を落としているのは辛いことだ。三菱重工も下げが止まらず、500円台に近付いてきた。コマツも大きく値を下げ、どれもこれもいけないようだ。
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