2011年の東日本大震災の難を逃れ、九州で訓練を展開していた航空自衛隊のブルーインパルスが、31日、およそ2年ぶりに、宮城・東松島市の松島基地に帰還した。31日に帰還したのは、松島基地所属のブルーインパルス6機と、部隊所属の隊員70人。震災当時、ブルーインパルスは、被災した1機を除いて、福岡県の芦屋基地などにいたため、難を逃れ、これまで芦屋基地で訓練を続けてきた。
 
31日は、小野寺 五典(いつのり)防衛相など、およそ900人が出席し、帰還式典が行われた。
田中公司2等空佐は「東日本大震災以降、2年にわたる芦屋での訓練を終え、無事、母基地・松島基地へ帰還いたしました」と述べた。
 
小野寺防衛相は「このブルーインパルスの帰還というのが、復興の1つひとつの槌(つち)音、足音。その成果と受け止めていただければ、大変、被災地の人たちの励みになると思っております」と述べた。松島基地では、4月3日から、ブルーインパルスの飛行訓練を再開することにしている。
 
 
あの圧倒的な自然の力に呑み込まれた松島基地、貴重なF-2も全滅した。あの圧倒的な自然の猛威に人間はただ目を見張るだけだった。しかし、復興は着実に進んでいるようだ。F-2も12機程度修復されるようだ。ブルーインパルスも戻って来た。しかし、日本の空港や高空基地はほとんど海の間近にある。今後はその対策も必要だろう。
 
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