2013年3月24日、中国新聞網は記事「日本外交官が中華民族の復興に疑義=専門家は中国の夢を汚すものと非難」を掲載した。

2日、佐々江賢一郎駐米国日本大使は米シンクタンク・ブルッキングス研究所で講演した。その中で佐々江大使は習近平(シー・ジンピン)国家主席が唱える「中華民族の偉大な復興」について疑念をつきつけた。

「習近平主席の唱える中華民族の偉大な復興という目標とはどのような意味なのか。我々は当然、中国が自ら主張するとおり平和的台頭であることを望む」と佐々江大使は話した。また、尖閣諸島問題で中国は公船の派遣をやめることを希望すると述べ、日増しに高まる中国のナショナリズムは日中両国にとって大きな問題となっていると指摘した。

この発言について外交学院国際研究所の周永生(ジョウ・ヨンション)教授は「どろぼうが他人をどろぼう呼ばわりするようなもの」と非難。習近平主席のスローガンである「中国の夢」を悪意をもって汚す概念であり、中国脅威論をたきつけて日中の対立で米国の支持を勝ち取ろうとするものだと指摘した。

また、佐々江大使が中国の軍事力強化に懸念を表明していることについて、「日本は二次大戦の敗戦国であり、侵略の歴史に責任を負わなければならない。当然、軍事力は小規模であるべきで、軍事大国となるべきではない。もし軍事大国となるのであれば、それは戦後国際秩序への挑戦だ。しかしながら近年、日本は軍事力を強化しており、現在ではすでに実質的に軍事大国となっている」と批判した。
 
 
戦争に負けたと言ってもそれは一時的なことで国家のありようはその国家と国民が独自に決定すればいいことで他国にとやかく言われる筋合いはない。日本はサンフランシスコ条約で認められた領土に主権を行使しているので他国の領土を侵略しているわけではない。軍事力にしても小規模とは言えないが、決して他国に脅威を与えるような巨大な軍事力を保有しているわけではない。侵略と言ったら欧米諸国は軒並みその責任を負うべきだが、どこの国もそんなことは一言も言っていない。日本の姿勢の方向について異を唱える国はお隣の超覇権主義の成り上がり大国とその他一、ニの国家だけでこれも強請たかりの様なものだ。
 
 
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