22日の日経平均株価は、円が対ドル、対ユーロで上昇したことやキプロス問題が影響して、前日比297円16銭安の1万2338円53銭と3営業日ぶりに大幅反落し、安値引けだった。終値での1万2400円割れは18日以来の安値水準となる。後場入りは押し目買いにやや下げ渋る場面もあったが、引けにかけて売りが広がり一段安となった。東証1部の出来高は28億7670万株。売買代金は2兆1843億円。騰落銘柄数は値上がり253銘柄、値下がり1397銘柄、変わらず56銘柄。
 
 
22日の東京外国為替市場のドル円相場は、キプロス情勢をめぐる欧州債務問題への懸念から急落したユーロにドルがなびき、下落した。欧州勢参入後も軟調に推移している。午後5時現在は1ドル94円58~61銭と前日比1円30銭のドル安・円高だった。始まりは、キプロス金融支援問題の先行き不透明感を受けてドル安が進み、94円90銭台で始まった。中盤は輸入企業のドル買いで95円台まで戻す場面も見られたが、その後は軟調に推移。午後に入ると、キプロスがロシアからの支援を得られなかったとの報道を手掛かりにユーロが急落し、ドル円も連れ安となった。終盤もドルは94円60銭前後で弱含んでいる。市場ではキプロス情勢が焦点になっているものの、過去の欧州危機と比べれば影響は大きくないなどと冷静な指摘も目立つようだ。黒田新総裁が就任した日銀の金融政策も関心を集めているが、日程的に厳しいため、臨時決定会合が開かれるとの見方は薄れつつある。当面、目新しい材料はないだろうと見られている。
 
 
今日はドルの下げに弱いトヨタが大きく値を下げているようだ。三菱重工もいけない。コマツだけがやや値を伸ばして引けているが、コマツはこのところ勢いがなかったせいもあるのだろうか。
 
 
 
日本ブログ村へ(↓)