昨年9月の沖縄・尖閣諸島の国有化以降、中国公船による尖閣周辺の領海侵犯が今月18日までの約半年で34件起き、船の数では延べ109隻に上ることが19日、海上保安庁の集計で分かった。また同庁は、昨年12月25日、中国の海洋監視船が尖閣周辺海域でヘリコプター格納庫のシャッターを開け、日本側をけん制したとみられる事案を起こしたことも明らかにした。

19日にあった自民党の会合で同庁幹部が説明した。月別の領海侵犯と船の数は昨年12月の8件(延べ21隻)が最多で、今年2月の7件(延べ17隻)、昨年10月の5件(延べ19隻)と続いた。

1隻が領海侵犯している時間も長くなり、月単位で最長だったケースは、昨年9月は6時間54分▽同12月は9時間16分▽今年1月は13時間16分▽同2月は14時間16分--となっていた。

同庁は「天候が悪い時以外、中国公船がほぼ常態的に尖閣周辺にいる」としており、大型巡視船14隻の専従監視体制を整える方針。
 
 
この先も長いせめぎ合いが続くのだろう。どちらも後には引けないチキンゲームのようなものだ。その先にあるものは武力紛争、無駄なことと思うが、国家の尊厳と主権を守るということはそういうことなのだろう。大型巡視船14隻の監視体制が整った時、中国はどんな体制で押し寄せてくるのだろうか。こうなったからには何が来ても守り抜くしかないだろう。
 
 
日本ブログ村へ(↓)