18日の日経平均株価は、為替が円高に振れたことや米国株価が下げに転じたことなどで、前週末比340円32銭安の1万2220円63銭と今年最大の下げ幅を記録した。東証1部の出来高は31億1300万株、売買代金は2兆1679億円。騰落銘柄数は値上がり453銘柄、値下がり1179銘柄、変わらず75銘柄。
18日の東京外国為替市場のドル円相場は、ドルがユーロ急落になびき、大幅安となった。午後はキプロスの預金課税をめぐる問題の先行きを見極めようとのムードが広がった。午後5時現在は1ドル94円73~74銭と前週末比1円30銭のドル安・円高だった。始まりは、キプロス預金課税を嫌気して急落したユーロになびき、ドル安が進んだ結果、94円90銭前後で始まった。中盤にかけては、輸入企業のドル買いで底堅く推移したが、その後は徐々に下げ幅を拡大した。後半に入ると、日経平均株価の軟調を映して94円30銭前後まで下落。引けは、やや買い戻され、94円50銭台でもみ合ったようだ。
キプロス問題について、キプロスの経済規模を考えれば、過剰反応の部分も否めないが、預金引き出しの停止は禁じ手として、他の欧州諸国への影響が懸念されている。また、前週末の米国の経済指標が不調だったことが、リスク回避の勢いを押し上げる要因となったようだ。
今日のトヨタはドルが大きく下げたことから大幅に値を下げて引けている。三菱重工はこれまたかなり値を下げている。コマツもどうもよろしくないようだ。上げ一本調子はあり得ないのでこんなこともあるだろう。
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