14日の日経平均株価は、高値警戒から一転して日銀総裁人事が衆議院で可決され、金融緩和期待も後押しとなって、前日比141円53銭高の1万2381円19銭と3日ぶりに反発し、今月11日の昨年来高値1万2349円05銭を更新した。その後、為替が円安方向に振れたこともあり強調展開に。先物に断続的な買いが入ったことから引けにかけて一段高となった。東証1部の出来高は28億6205万株。売買代金は2兆653億円。騰落銘柄数は値上がり1020銘柄、値下がり554銘柄、変わらず130銘柄。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、好調な米経済指標を受けてドルが上昇して始まったものの、日中は方向感に欠ける展開。欧州勢参入後はじり高となった。午後5時現在は1ドル96円18~20銭と前日比71銭のドル高・円安だった。始まりは、2月の米小売売上高の改善を受けてドル高が進み、96円前後で始まった。中盤は、調整売りに押されて95円70銭前後まで下落したが、売り一巡後は買い戻された。2月の豪雇用統計は市場予想を大きく上回る好転を見せたものの、ドル円への影響は限定的、また、浜田内閣官房参与が円安進行について速すぎる感じはないと述べたが、材料視されなかった。後半は、日経平均株価が上げ幅を拡大させるにつれてドル円も堅調となり、再び96円台に乗せ、終盤は、96円20銭前後まで値を上げているようだ。
今日はドルが上げたせいか、トヨタはしっかり、三菱重工も堅調だったが、コマツは値を落として引けたようだ。中国関連株は中国の景気減速や新興国の景気不安でやや軟調だったようだ。
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