13日の日経平均株価は、アジア株の安値を嫌気して売りが強まり、一時押し目買いなどで戻したもののドル安なども加わって、前日比75円15銭安の1万2239円66銭と続落した。東証1部の出来高は29億9700万株。売買代金は2兆2132億円。騰落銘柄数は値上がり664銘柄、値下がり924銘柄、変わらず116銘柄。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、利益を確保するためのドル売りに押され、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル95円47~49銭と前日比92銭のドル安・円高だった。始まりは、調整売りが進んで、95円80銭台で始まった。中盤は、輸入企業のドル買いで96円台に乗せる場面も見られたが、間もなく売り戻された。後半は、日経平均株価を含むアジア株の軟調を映してじり安傾向、終盤もドルは軟調で、95円50銭前後で推移しているようだ。
次期日銀正副総裁人事は、ほぼ織り込み済みで焦点は臨時金融政策決定会合だが、今の金融市場を考慮すれば、臨時会合を開くインセンティブは必ずしも高くないと慎重な受け止めも目立つ。具体的な緩和策としては、買い入れ対象国債の残存年限を拡大し、無期限緩和を前倒しするとの見通しが多いようだ。
このところ、上げ過ぎなのか、ドルが影響したのか、今日はトヨタ、コマツ、三菱重工ともに値を落として引けている。ドルの下げに加えてアジア株安となっては上げる理由が見当たらないと言うところだろうか。
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