11日の日経平均株価は、順調に値を伸ばした株価も最後は利益確定に押されて、やや値を下げたが、前週末比65円43銭高の1万2349円05銭と8日続伸した。東証1部の出来高は45億8750万株で、売買代金は2兆8464億円。売買代金はSQ(特別清算指数)算出の日を除くと約2年ぶりの水準となった。騰落銘柄数は値上がり1292銘柄、値下がり336銘柄、変わらず75銘柄。
 
11日の東京外国為替市場のドル円相場は、好調な米景気指標を受けてドルの大幅高で始まったものの、午後は軟調に推移した。午後5時現在は1ドル96円05~06銭と前週末比66銭のドル高・円安だった。始まりは、2月の米雇用統計の改善を受けてドル高が進み、96円20銭前後で始まった。その後は利益確定売りで95円90銭台まで下げる場面も見られたが、中盤は買い戻しが入った。次期日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行(ADB)総裁の追加金融緩和の必要性強調も新規材料とは見なされず、市場の反応は鈍かった。後半は日経平均株価が上げ幅を縮小する中、ドル円も調整売りに押される展開となり、終盤は96円00銭近辺で推移しているようだ。市場では当面は米景気の堅調に加え、日銀の追加金融緩和への期待がドル買い材料となるとの見方もあるが、週末に発表された中国の経済指標が不調だったため、リスク選好に水を差しているという意見もあるようだ。
 
 
トヨタは大幅に値を伸ばして5千円台を回復した。これほど急激に5千円台を回復するとは思わなかった。三菱重工は小幅な伸びに止まったが、550円を窺う勢い、コマツもしっかりと値を伸ばしている。
 
 
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