6日の日経平均株価は、米国株高を背景に先物に買いが入り、前日比248円82銭高の1万1932円27銭と5日続伸。2日連続で昨年来高値を更新し、ほぼ高値で引けた。終値での1万1900円台回復は08年9月25日以来、約4年5カ月ぶりの高値水準となる。週末8日に3月メジャーSQ(特別清算指数)算出を控え、高値を意識した先物買いの動きとの見方が指摘された。東証1部の出来高は29億9129万株。売買代金は2兆194億円。騰落銘柄数は値上がり1294銘柄、値下がり304銘柄、変わらず102銘柄。
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、週後半に欧州中央銀行(ECB)理事会や2月の米雇用統計など重要イベントを控えて様子見姿勢が強く、小動きとなったようだ。午後5時現在は1ドル93円28~30銭と前日比14銭のドル高・円安だった。始まりは米国景気指標の改善を受けてドル高が進み、93円30銭前後で始まった。中盤は、年度末の円需要が意識されてドル売り優勢となり、93円ちょうど近辺まで下落したが、後半は動意に乏しい展開で、株価は上昇したが、市場では積極的なドル買い・円売り材料が見当たらないということで動きに乏しい展開となった。日銀の外債購入をけん制したブレイナード米財務次官の発言がドル円の重しになっていると見るようだ。
今日のトヨタは米国景気の回復を受けてか、大きく値を上げて引けている。三菱重工もしっかりと値を伸ばしているが、コマツだけはやや控えめな伸びに止まったようだ。
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