28日の日経平均株価は、円がやや弱まったことや月末のドレッシング買い、そして先物への買いなどで、強気の展開となり、前日比305円39銭高の1万1559円36銭と3日ぶりに大幅反発だった。中盤には1万1500円を挟んでもみ合う場面もあったが、後半に上げ幅を拡大、一時前日比309円78銭高の1万1563円75銭まで買われた。なお、月間ベースでは7カ月連続の上昇。05年5月から06年1月にかけての9カ月連続以来の連続上昇となった。東証1部の出来高は32億9163万株。売買代金は2兆1169億円。騰落銘柄数は値上がり1451銘柄、値下がり185銘柄、変わらず63銘柄。
28日の東京外国為替市場のドル円相場は、株高を背景にリスク回避姿勢が後退し、ドルが上昇した。午後5時現在は1ドル92円34~35銭と前日比51銭のドル高・円安だった。始まりは、米株高を受けてドルが買われ、92円30銭台で始まった。中盤は日経平均株価の上昇を映して92円70銭近くまで値を上げたが、買い一巡後は小幅に下落した。しかし、午後に入ってからは底堅く推移し、欧州勢が参加し始める時間帯は92円40銭前後でもみ合っているようだ。市場では前日のイタリア国債入札が堅調だったため、欧州情勢が沈静化しているとして、ユーロの買い戻しがドル円相場にも波及したとみられている。
今日はドル高に押されてトヨタは大きく値を上げている。やはり自動車メーカーの場合はドルで大きく株価が動くようだ。コマツも大きく値を上げ、三菱重工も日立との火力発電システムの統合などが好感されたのか堅調で値を伸ばしている。
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