27日の日経平均株価は、一時的に為替が落ち着いたことやアジア市場の高値に支えられて値を伸ばしたが、円高が進むにつれて値を下げ、前日比144円84銭安の1万1253円97銭と続落し、安値引け。1万1300円割れは今月15日以来、8営業日ぶりの安値水準となる。東証1部の出来高は31億1953万株。売買代金は1兆8487億円。騰落銘柄数は値上がり501銘柄、値下がり1092銘柄、変わらず105銘柄。
27日の東京外国為替市場のドル円相場は、これと言った材料もなく、小動きに終始した。午後5時現在は、1ドル91円83~83銭と前日比03銭の小幅ドル高・円安だった。始まりはバーナンキFRB議長の緩和継続に前向きな上議会証言でドルが買い戻され、92円10銭台で始まった。中盤は日経平均株価の軟調で反落、その後も株安を背景にリスク回避姿勢が続き、じり安に推移したようだ。終盤はドルがやや強含む場面もあった。市場ではイタリアの政局不安で上値が重い一方、押し目買い需要も強いとして、当面は狭い範囲での値動きが続くとみられている。
今日のトヨタはドルが冴えないことから大きく値を落として引けている。三菱重工、コマツも値を落としているが、ドルの影響はトヨタほど強烈ではないようだ。
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