22日の日経平均株価は、円相場が弱含むとともに、先物にまとまった買い物が入り、前日比76円81銭高の1万1385円94銭と反発だった。ただ、円が弱含む局面では利益確定売りに上げ幅を縮小する場面もあり、為替にらみの展開が続いたようだ。東証1部の出来高は33億411万株と4日ぶりに30億株台を回復し、売買代金は2兆807億円と5日ぶりに2兆円台に乗せた。騰落銘柄数は値上がり573銘柄、値下がり982銘柄、変わらず145銘柄。
 
週末22日の東京外国為替市場のドル円相場は、世界経済への懸念から売りが先行したものの、午後は株高を受けてドルが堅調に推移した。午後5時現在は1ドル93円25~27銭と前日比20銭のドル安・円高だった。始まりは、欧米の経済統計悪化でドル安が進んで、93円10銭台で始まった。実需筋のドル買いで一時上昇したものの、中盤は利益確定売りに押されて92円90銭前後まで下落、その後は再び騰勢が強まった。市場では92円台では輸入企業の買いが入りやすいと見ているようだ。午後は日経平均株価の堅調を眺めて緩やかに上昇、終盤は、93円30銭前後で推移しているようだ。
 
ドルの影響を受けやすいトヨタはやや値を落として引けている。三菱重工はしっかりと値を上げ、コマツも大きく落とした分をやや取り戻したようだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)