21日の日経平均株価は、円が主要通貨に対して強含んだことや中国株が下落したことなどで先物を中心に売り込まれ、前日比159円15銭安の1万1309円13銭と大幅反落だった。株価指数先物にまとまった売り物が出て下げを主導し、一時は1万1301円77銭(前日比166円51銭安)を付ける場面があった。東証1部の出来高は27億2791万株。売買代金は1兆7834億円。騰落銘柄数は値上がり563銘柄、値下がり1020銘柄、変わらず117銘柄。
21日の東京外国為替市場のドル円相場は、米国の金融政策をめぐる思惑からドルが上昇して始まったものの、午後には株安を背景に売りが優勢となった。午後5時現在は1ドル93円45~47銭と前日比10銭のドル高・円安だった。始まりは米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で量的緩和の縮小や終了など出口戦略について議論されていたことが判明、ドル高が進み、中盤は実需筋のドル買いで93円80銭台までじり高歩調だった。しかし、午後に入って中国株が下落し、日経平均株価も下げ幅を拡大させたことが嫌気され、93円40銭前後まで値を下げた。
今日のトヨタは円高が響いて値を下げて引けている。三菱重工は変わらず、中国頼みのコマツは中国株の下落で大きく値を下げている。
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