米議会調査局は21日までに、日米関係の現状に関する報告書をまとめ、沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中の争いについて「米国が(日中の)軍事衝突に直接巻き込まれる可能性がある」との懸念を示した。尖閣問題は22日に行われる日米首脳会談の議題となる。
報告書は、東シナ海で1月に中国艦船が海上自衛隊護衛艦に射撃管制用レーダーを照射していた問題について「事態を大きくエスカレートさせる出来事だった」と指摘。尖閣の防衛義務によって米国が軍事衝突に巻き込まれる危険があることから、オバマ政権当局者は日中双方に自制を求めていると説明した。
公式にはなかなか強いことを言う米国だが、本音は日中の争いには巻き込まれたくないと言うところだろうか。それも要然と言えば当然だろう。日中の争いに巻き込まれても米国には何の利益もないのだから。日本としては米国の公式見解は公式見解としてまず自国で解決を図るべきだろう。その覚悟がないと手もなくひねられるかもしれないが、なかなか強かな自衛隊のことだから大丈夫だろう。
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