19日の日経平均株価は、新規の材料難や円がやや強含んだことを嫌気して、前日比35円53銭安の1万1372円34銭と反落だった。一時1万1360円18銭(前日比47円69銭安)を付けたが、下げは限定的となった。特にタイヤ株の上昇が目立ったが、一方で電機株や自動車株などはさえず、指数の重しとなった。東証1部の出来高は26億8756万株と今年初の30億株割れ。売買代金は1兆6834億円と1月23-24日以来となる2日連続の2兆円割れ。騰落銘柄数は値上がり1075銘柄、値下がり496銘柄、変わらず128銘柄。
19日の東京外国為替市場のドル円相場は、麻生財務相が外債購入を否定したことなどが材料視され、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル93円46~46銭と前日比59銭のドル安・円高だった。始まりは94円前後で様子見姿勢の強い展開で始まった。麻生財務相が閣議後会見で日銀の金融緩和策に関連して外債購入する気はないと明言すると、93円50銭台まで急落した。その後は93円90銭前後まで買い戻されたものの、売り優勢に傾き、終盤は一時93円40銭近くまで急落する場面も見られたようだ。
今日のトヨタはドルが下げるとやはり元気がないようで安値で引けている。三菱重工は頑張って高値を付けたが、コマツはやや冴えずに値を落として引けたようだ。
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