15日の日経平均株価は、円がドルやユーロに対して強含んだことから先物を中心に売り込まれ、前日比133円45銭安の1万1173円83銭と反落した。その後、引けにかけて、円相場の伸び悩みとともに押し目買いや買い戻しが入り、下げ幅縮小の流れとなったが、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を控え、戻りは限定的となり、ほぼ前場安値1万1172円92銭(前日比134円36銭安)水準にとどまった。東証1部の出来高は45億1480万株。売買代金は2兆3156億円。騰落銘柄数は値上がり235銘柄、値下がり1414銘柄、変わらず49銘柄。
15日の東京外国為替市場のドル円相場は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での円安けん制に対する警戒感が高まり、ドルが下落した。午後5時現在は1ドル92円48~52銭と前日比95銭のドル安・円高だった。始まりは、G20を控えてドル安が進んだことから92円90銭台で始まった。中盤は、決済が集中する「五・十日」とあってもみ合い。午後に入って、一部報道で次期日銀総裁に武藤敏郎大和総研理事長が有力と伝えられると、他候補に比べて外債投資ファンドなどに消極的と受け止められたようで、一時92円20銭台までドル売り・円買いが強まった。終盤はユーロの上昇に連れ高となり、92円40銭前後で推移している。
今日のトヨタはドル安で大幅に値を下げているようだ。三菱重工も安値、コマツも小幅ながら値を下げて引けている。相場に上げ下げはつきものだからこんなこともあるだろう。
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