14日の日経平均株価は、日銀の金融政策決定会合を受け、後場前半に、一時、高値を付けたが、その後は戻り売りに上げ幅を縮小し、G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議を見極めたいとの思惑もあり、前日比55円87銭高の1万1307円28銭と小幅な反発だった。日銀は金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決定、景気判断は「下げ止まりつつある」へと引き上げた。東証1部の出来高は36億6397万株。売買代金は2兆1344億円。騰落銘柄数は値上がり636銘柄、値下がり960銘柄、変わらず102銘柄。なお、売買代金は10日連続で2兆円を突破した。08年5-6月の15日連続以来の長さとなる。
14日の東京外国為替市場のドル円相場は、1ドル93円台半ばを挟んで堅調に推移した。午後5時現在は93円43~48銭と前日比23銭のドル高・円安だった。
始まりは、次期日銀総裁の有力候補と目されている岩田一政・前日銀副総裁が講演で、「90~100円程度までは均衡への回帰」との見解を示したことが報じられ、一時93円60銭台まで買われたようだ。中盤は日銀が金融政策の現状維持と景気判断の上方修正を発表すると、直後はドル売りとなったが、次回以降の追加緩和への期待が根強く、再び93円70銭台まで買い直された。終盤はユーロ売り・円買いにつれてやや上値が重くなっようだ。
今日はドルがやや冴えなかったせいかトヨタが値を下げている。三菱重工も値を下げているがいずれも小幅で売り買いが交錯したようだ。コマツは小幅に値を上げている。細かい売り買いで利益を出しているのかもしれない。
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