13日の日経平均株価は、円が主要通貨に対して上昇したことから、前日比117円71銭安の1万1251円41銭と全面安状況。株価指数先物にまとまった売り物が出るとともに、利益確定売りの動きも強まり、一時1万1196円66銭(前日比172円46銭安)を付ける場面があった。終盤は円が弱含みとなり株価も下げ渋ったが、戻りは限定された。東証1部の出来高は38億1280万株。売買代金は2兆1522億円。騰落銘柄数は値上がり225銘柄、値下がり1418銘柄、変わらず54銘柄。

 
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、G7高官発言を受けてドルが下落して始まった後、午後は売買が交錯し、神経質な値動きとなった。午後5時現在は1ドル933円20~21銭と前日比1円02銭のドル安・円高だった。始まりはG7高官による「G7は円に対する一方的な誘導を懸念している」との発言でドルが急落し、93円30銭前後で始まった。政府高官は打ち消しに躍起だったが、市場は反応薄で、午後に入って92円80銭台まで下落した。その後、売り一巡後は買い戻しが入り、終盤は93円台前半でもみ合っているようだ。G7高官発言については、軽快する向きもあるが、調整の材料にすぎない。基本的には円安トレンドが続くとの声も多いようだ。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工、コマツともに下落したが、やはり為替の影響が大きいトヨタの下落が激しい。三菱重工も値を落としているが、コマツは小幅にとどまったようだ。
 
 
日本ブログ村へ(↓)