韓国国防省報道官は13日の記者会見で、韓国が北朝鮮全土を射程に収める国産巡航ミサイル配備を進めていると発表、射程を延長した新型弾道ミサイル開発を加速する考えも表明した。事実上の長距離弾道ミサイル発射に続き、核実験を強行した北朝鮮の脅威に対抗する狙いがある。

聯合ニュースによると実戦配備されたのは、射程1500キロ・メートルの艦対地ミサイル「玄武(ヒョンム)3C改良型」。配備数は明らかになっていない。報道官は「北朝鮮の脅威に対応するため、多様な打撃能力を確保している」と述べ、ミサイルを近く公開する考えを示した。

弾道ミサイル開発の加速について聯合ニュースは、新たに開発する射程800キロ・メートルの弾道ミサイルの実戦配備時期が当初の2017年から15年に前倒しされたと伝えた。弾道ミサイルは、巡航ミサイルに比べ精度で劣るが、弾薬などの積載重量が大きく、破壊力が高い。韓国は、昨年合意した「米韓ミサイル指針」の改定で開発可能な弾道ミサイルの射程が300キロ・メートルから800キロ・メートルに延長されたのを受け、配備拡大を進めるとみられる。
 
 
半島も何時火を噴いてもおかしくない状況のようだ。尖閣諸島と言い朝鮮半島と言い、世界の火薬庫ここにありの様相を呈している。日本だけが長距離攻撃兵器を有していないが、これまでのように侵攻兵力を追い返すだけの戦略で良いものだろうか。状況が変化すればそれに対応する手段があってしかるべきだろう。わが国は長距離攻撃兵器を保有するだけの能力は有している。後は決断だけだがどうなのだろう。
 
 
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