6日の日経平均株価は、円安傾向や日銀総裁の交代で金融緩和政策がさらに強まるとの観測から買い優勢の相場となり、前日比416円83銭高の1万1463円75銭と大幅反発だった。終値で、リーマン・ショック後の戻り高値1万1339円30銭(10年4月5日)を更新し、08年9月29日(1万1743円61銭)以来の高値水準となった。上げ幅は、東日本大震災後の11年3月16日(488円57銭高)以来の大きさ。一時は1万1498円42銭(前日比451円50銭高)を付け、1万1500円に迫る場面もあった。東証1部の出来高は46億1684万株。売買代金は2兆8191億円。騰落銘柄数は値上がり1366銘柄、値下がり238銘柄、変わらず94銘柄。
 
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、堅調な内外株価動向などを受けて上昇し、一時2010年5月以来となる1ドル94円台に乗せた。午後5時現在は、93円81~82銭と前日比1円62銭の大幅ドル高・円安だった。始まりは、欧米景況感の改善や白川日銀総裁の任期満了前の辞任表明による緩和観測などでドル円が急伸し、93円60銭前後で始まった。一時、利益確定売りで下げる場面もあったが、その後はドルが値を戻したようだ。後半は、日経平均株価の前日比400円超高や上海株式上昇にドル円もさらに値を上げて、94円台に乗せたが、終盤は達成感から売りが強まり、93円80銭前後で推移した。市場では株高を受けて投資家のリスク選好が進んでいるとして、水準調整をこなしながら、95円が視野に入りつつあるという。ただ、菅義偉官房長官が、「急激な円安なら対策が必要」と述べたことが意識されており、上値が重くなる可能性があるという見方もある。
 
 
今日はトヨタ、三菱重工は大幅高で驚くばかりだ。コマツもそれなりに値を上げているのは結構なことだ。何かしらのきっかけがあると相場は驚くほどの高値を付けるのではまってしまってやけどをする者も出るのだろう。
 
 
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