安倍晋三首相は1日午前、参院本会議での各党代表質問で、沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐化について「尖閣諸島および海域を安定的に管理するための選択肢の一つだ」と述べ、尖閣への領海・領空侵犯を繰り返す中国側をけん制した。さらに「尖閣諸島は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土で、自国の領域を守るという断固たる意思を持って取り組む」と強調した。みんなの党の水野賢一氏への答弁。
自民党は衆院選公約の付属文書に、尖閣への公務員常駐の検討を盛り込んでいる。日中関係全般については「最も重要な2国間関係の一つだ。戦略的互恵関係の原点に立ち戻り、大局的観点から進めていく」と改善を図る考えを改めて示した。公明党の山口那津男代表への答弁。
尖閣諸島に公務員を常駐させるのなら戦闘を覚悟しておくべきだろうし、その備えも必要だろう。中国も国内外に様々な問題を抱えて必死のようだ。中国の現政権が尖閣で体面を失したら政権自体の存亡にかかわる。民主党の唐突な尖閣国有化で一気に緊張が高まったが、双方これ以上緊張を高めたくはないだろう。過激なことを言うのもある意味政権としてのポーズと言うところもあるのかも知れない。淡々と来るものは追い払うというのが良いのかも知れない。
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