31日の日経平均株価は、連日の高値更新に利益確定が混じり、やや低調だったが、終盤に押し目買いなどが入り、前日比24円71銭高の1万1138円66銭と3日続伸し、連日の昨年来高値更新となったようだ。しかし、株価が1万1000円台を割り込まなかったこともあり、その後は押し目買いの動きが強まるとともに、引けにかけて株価指数先物にもまとまった買い物が入り、一気に上げに転じた。東証1部の出来高は37億4892万株。売買代金は2兆2788億円。騰落銘柄数は値上がり838銘柄、値下がり734銘柄、変わらず125銘柄。
31日の東京外国為替市場のドル円相場は、月末要因でポジションを解消する動きが続き、ドルが小幅安となった。午後にかけては1月の米雇用統計など重要指標の発表を控えて様子見姿勢が強く、ドル円は小動きとなった。午後5時現在は1ドル90円91~92銭と前日比12銭のドル安・円高だった。始まりは米国の経済指標や金融政策の発表を受けて底堅く推移し、91円00銭前後で始まった。しかし、指標にも動きがなく、仲値にかけては月末とあって売り買いが交錯したものの、徐々に輸出企業のドル売りに押される展開となった。午後に入って一時90円70銭前後まで下落した後は模様眺めムードが広がり、狭い範囲でもみ合いとなった。終盤は、90円90銭前後で推移しているようだ。今後の注目は米国雇用統計の行方のようだが、上下どちらにも振れやすい状況にあるとやや警戒ムードのようだ。
今日のトヨタは値動きはなし、三菱重工とコマツは小幅な下落で引けている。今後はある程度結果が出て来ないと株価も警戒ムードになるだろう。
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