29日の日経平均株価は、円安傾向で10,900円を突破したが、その後は円の下げ渋りに押されて、前日比42円41銭高の1万866円72銭と反発したものの上値が重かった。円の下げ渋りと利益確定売りで1万841円87銭(同17円56銭高)まで上げ幅を縮小する場面があった。主要企業の決算発表を見極めたいとの空気もあり、積極買いは限定されたようだ。東証1部の出来高は34億7477万株。売買代金は2兆571億円。騰落銘柄数は値上がり889銘柄、値下がり663銘柄、変わらず145銘柄。
 
29日の東京外国為替市場のドル円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを前に様子見姿勢が強まり、ドル円は小動きとなった。午後5時現在は1ドル90円66~67銭と前日比04銭の小幅ドル安・円高だった。始まりは方向感に欠ける展開となったようで、90円40銭台で始まった。中盤は日経平均株価の上昇を眺めてじり高となり、昼すぎに91円前後まで買われた。甘利経済再生担当相が円安に関し、「政策の結果として出る市場の判断は、素直に受け止めるべきだとダボス会議でも共有された」と述べたことも支援要因のようだが、買いが一巡した後は徐々に値を下げ、終盤は90円70銭前後で推移しているようだ。当面はFOMCや週末発表の1月の米雇用統計を控え、様子見ムードが広がっていると言い、上値が重い展開が続くようだ。
 
 
今日のトヨタは小幅な値上がり、逆に三菱重工はやや値を落としている。コマツはしっかりのようだ。急激に値を上げた株式市場だからそれぞれ調整が入るだろうが、・・・。
 
 
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