防衛省が海上自衛隊の潜水艦の技術を、オーストラリア海軍の新型潜水艦開発に提供することを検討していることが分かった。潜水艦の技術は極めて秘密性が高く、中国海軍の動向を念頭にアジア太平洋の友好国との連携を強めるねらいがあるとみられる。
軍事技術の提供は2011年の「武器輸出3原則」の緩和で可能になった。これまでに米国以外の国に技術提供をしたことはない。
防衛省幹部らによると、オーストラリアから潜水艦の推進機関などに関して打診があり、防衛省が開示できる情報を精査している。特に最新鋭の「そうりゅう」型潜水艦への関心が高く、昨年5月にはオーストラリア海軍本部長が呉基地(広島県)で同型艦を視察した。
これはとても良いことだ。日豪は中国の圧力に対抗するために手を取り合う必要がある。日米印豪、この4カ国が軸になるだろう。しかし、そうは言ってもどの程度まで技術供与が可能なのだろうか。きちんとそれなりの必要な情報を提供できるのだろうか。そして日本の利益はどうなのだろう。一番の問題はその辺りだろう。
日本ブログ村へ(↓)