17日の日経平均株価は、円が下げ渋って上値が重かったが、ドルが盛り返すと株も急速に買い戻され、前日比9円20銭高の1万609円64銭と小幅反発。東証1部の売買代金は2兆2247億円とSQ(特別清算指数)算出日を除き、11年3月23日以来約1年10カ月ぶりの高水準となった。出来高は39億3450万株。騰落銘柄数は値上がり607銘柄、値下がり984銘柄、変わらず100銘柄。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後に入ってから再びドルが買い戻され、1ドル88円台後半に反発した。午後5時現在は88円60~66銭と前日比51銭のドル高・円安となった。始まりはドルが87円台後半で下げ止まり、その後買い戻され、88円台後半まで買われたが、中盤は豪ドルの売りやアジア株の軟調ぶりを眺めて利益確定の売りで、88円10銭台まで下落した。その後、終盤に日経平均株価が値を戻す中で、ドルは急速に買い戻された。先日、円安懸念発言が伝えられた甘利発言が修正されたようだという思惑が広がったことが円売りにつながったという。終盤は88円台後半でもみ合ったようだ。
今日のトヨタは新車販売台数世界首位を回復したことやドル高が復活したことなどでしっかりと値を上げたようだ。コマツも堅実に値を上げているが、驚異的な値上がりを見せた三菱重工は小幅ながら値を落として引けている。
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