15日の日経平均株価は、甘利経済財政・再生相が過度な円安は国民生活にマイナスの影響も出てくると発言したことで円安が一服、それにつれて株価も上値が重くなり、前週末比77円51銭高の1万879円8銭とそれでも4日続伸だった。TOPIXも4日続伸し、同7.53ポイント高の906.22ポイントと、東日本大震災当日の11年3月11日以来の900ポイント台回復となった。東証1部の出来高は34億5412万株。売買代金は1兆9501億円。騰落銘柄数は値上がり1050銘柄、値下がり518銘柄、変わらず127銘柄。
連休明け15日の東京外国為替市場のドル円相場は、甘利経済再生担当相が過度の円安をけん制する発言を行ったことが嫌気され、ドルが反落した。午後5時現在は1ドル88円81~83銭と前週末比23銭のドル安・円高だった。始まりは日銀の追加緩和観測でドル高が進んだが、甘利経済再生相が閣議後会見で、「過度の円安になれば輸入物価に跳ね返ってくる。国民生活に悪影響も出てくる」と述べたため、一時88円60銭台まで売られた。午後に入って89円近辺まで戻したものの、欧州勢が参加し始める時間帯には、再び甘利氏の発言が蒸し返され、88円80銭前後で推移している。しかし、ここは腹をくくって円安にかけるしかないのだから1ドル100円くらいまでは黙って見ていればいいように思うがどんなものだろう。中途半端に余計なことは言わない方が良いように思う。
今日のトヨタは円安一服が嫌われたのか上値が重くなって小幅な伸びに止まった。三菱重工は一体どうしたのかと思うほど値を伸ばしている。本当に500円台ももう間近だ。コマツはこれもしっかりと勢いが良いようだ。
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