中国の航空機による沖縄県・尖閣諸島周辺の領空侵犯に対処するため、防衛省が沖縄県宮古島市の下地島空港にF15戦闘機を常駐させる案を検討していることが分かった。政府関係者が14日、明らかにした。
 
 
現在の防空拠点となっている航空自衛隊那覇基地より尖閣に近く、3000mの滑走路があり、防衛省は「利用価値は非常に高い」(幹部)と評価している。同空港は自衛隊の利用を前提としておらず、調整が必要となる。
 
 
昨年12月に中国機が尖閣周辺の領空侵犯した際、那覇基地から緊急発進したF15戦闘機が到着した時には中国機は既に領空を出ていた。下地島空港は沖縄県が管理している。
 
 
日中双方の兵力が徐々に尖閣へと引き寄せられていく。危険な兆候には違いない。共同管理だの共同利用なんて選択肢はお互いにありえないだろうからとどのつまりは武力と言うことになる。下地島に基地を作ると尖閣紛争は先島諸島を巻き込んで繰り広げられることになる。勝っても負けても国家としてはそれでいいのだろうが、それに巻き込まれる個人はたまったものではない。戦わずに収める方法がないかと思うが、中国には島を取るしか選択肢はないだろうし、彼らの交渉は武力だろう。世界も憂慮しているこのせめぎ合いはどう決着するだろうか。
 
 
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